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2006年2月の9件の記事

2006年2月24日 (金)

スケジュール (2006年3月)

さて、そろそろ2月も終わろうとしていますね。急に春のような日がきたり、また寒くなったりと体調を崩しやすい日々が続いていますが、いかがお過ごしですか?私は気分も体調も、天候に左右され切っています。しかし、やっと春の匂いを感じる日々が来て少しホッとしています。天気の良い日はウキウキした気分になりますね。
3月はたくさん唄う場所ができましたのでお知らせします。


2006年3月

  
      
7日@新宿URGA :アコースティック・ナイト
他出演者あり
   詳細: http://www.urga.net/

               
15日@CHAD :ひとりLIVE
8:00pmSTART \2000(1drink付)
   詳細: http://www16.ocn.ne.jp/~chad/

               
17日@ブラザー高円寺  :ひとりLIVE
詳細未定*要予約
   杉並区高円寺北3-22-7高円寺プラザ
                      03-3330-8779 
  
     
21日@のみ亭 :ひとりLIVE
7:30pmSTART  \2000(drink別)
   杉並区松庵3-37-20 03-3332-6708 *要予約

     
27日@ゴールデン街劇場 :『色唄七夜物語』第三夜
藤井裕:bass
GUEST リクオ:piano
      新宿区歌舞伎町1-1-7   03-5272-3537
   一部:受付7:00pm 開演8:00pm   
   二部:受付9:00pm 開演10:00pm
         前売:\2000  当日:\2500/
   一部・二部通し券
         前売:\3000 当日:\3500(drink別)
   チケット予約・お問い合わせ
         OFFICE AZMIX:03-5377-2307

  
是非遊びに来て下さいね〜!お待ちしています。     

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2006年2月23日 (木)

最新ライヴリポート (2006.2.19)

2006.2.19@のみ亭

昨年から月一度にLIVEをさせてもらっている『のみ亭』。今年4月で25年になると言う。20人も入れば一杯になりそうな店だというのに、色んな物が所狭しと積み上げられている。カウンターに乱暴に積み上げられた本の下から、大事な写真なんかもスーっと出て来る。彼には秩序のある並び方をしているようだ。煙草の煙りで土色に焼けた古いレコードの中には、マニアックな物もたくさんありそうだ。上手く積み上げれたカセットテープの山の上に、まるでヒマラヤの神さまの様に天川弁財天のお札と一緒にデビュー当時の私の写真が飾られている。思わず手を合わせてしまう。初心に返らせてくれるからだ。だが、今夜はテープの山に埋まってしまいそうになっている。
西荻窪と言えば、70年代の青春をそのまま引っ張っているようなインテリがたくさん住んでいると聞く。そして大人がくつろいで遊べる不思議空間がたくさんあると言う。インドへ旅した人なんかとも良く会う。西荻窪との出会いは、WHATSと言うLIVE HOUSEでのイベント出演がきっかけだ。タイムトリップした大人達が目をキラキラさせて、各々がままに生きている仲間に出会った。毎晩酒を飲んでは唄って踊って笑って、私は現実と戦っていた。路上にねっ転がって空をみながら泣いたりもした。(『灰色に沈んだ都会の底から...』はその時路上をノートに書いた曲)大きな満月が、街の谷間に迫って来るように登るのを見たのもこの街だ。(まるで映画ゴジラの中にいるような感じ....?)ある夜、泥酔した私は「もう一件〜!!」と飛び込んだお店でトイレにこもってしまっていた。今、お店のトイレを素面でみると、よくこのトイレでつぶれていたな〜酔っ払いって怖い〜!!と、自分でも信じられない心境になって酔っぱらいを反省したりもする。しかし、酔ってしまえばもう何がなんだか.....。のみ亭のマスター「やっちゃん」はそんな私を介抱してくれたらしい。あちゃ〜。それがきっかけで月一LIVEって事になっているんだから、出会いって不思議ですね。それがきっかけだからなのか、のみ亭のLIVEは実験的な事や、新しく見えた事を披露させてもらうようなステージをさせてもらっている。確か、『春風に誘われて』もここがデビューのはず。ホントに心静かに私の息の一つ一つを大切に聴いてくれているのを感じる。特に、完全アコースティック生LIVEだからなのだろう。のみ亭での緊張感はたまらないものがある。お客さんも一緒に息を飲むように聴いているからだ。毎回、不思議な一体感を得る。

のみ亭のバーベキューで出会ったメイちゃん。初めて会った時、彼女はなぜか泣いていた。なぐさめているうちになんだか気があっちゃって.....小学生のかわいい女の子。こんな若いファンができるなんて嬉しい。のみ亭のLIVEには必ず遊びに来てくれている。前回のLIVEでは彼女のかわいい歌声も披露してもらった。そして、今回は、まるで遠足にでも行くように水筒に自分の飲み物、リュックにおやつを持って来てくれて、リクエストまでしてくれた。すごい!!私のLIVEには年輩の方が多いんじゃ....と聞こえる中、彼女がファンでいてくれている事は私に新たな希望と夢を与えてくれる。

『のみ亭』なんだか不思議な体験ができそうな空間。是非次回は体験してみて下さい。
来月は3月21日(祝火)ですお楽しみに!!

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2006年2月11日 (土)

ホーボー日記

時の儚さについては、人と出逢いそして別れてきた旅人としてせつないものだと知っている。自分の小さな思惑の中に溺れ、時に目をつぶって生きてきた30代があった。しかし、命が永遠で無い事を実感する今は時の儚さが狂おしい程愛おしい。月の輝きをみつめていると、人の命程短いものは無いと、届くはずも無い月に手を延ばしてみてまた知ってしまう。時を大切にしっかり生きていければ、その命もきっと輝きを増すのだろう。

父や母は一体どんな思いで私の人生をみているのだろうか?

親友に子供ができた。女にとっては新しい世界への未知との遭遇だ。女の人生も色々あって、一生子と巡り会う事なく過ごす人もいる。私もまだその内の一人であるし、こればかりは自分で選ぶ事は出来ないと思っている。医学の進歩で子供を持つ人を否定はしない。20代後半から友達が一人、また一人と母へとなっていくのを見て来た。そして、子供は出来ないだろうと医者に宣告されていた妹にも3人の子供がいる。女が母へとなって行く時、女はまた新しい人生を授けられたようなものかも知れない。だから母になった女に怖いものが無くなるのかも知れない。この事に関してはまだ憶測に過ぎない話なのだが、人生のパートナーとなろうとした男を深く愛する事に少なからずも似ているのではないだろうか?子供を持つ母親からは、それは違うとお叱りがあるかも知れないが......。親友と話していて、子を思う時に感じる時の儚さは、男を愛する女の気持ちにも似ていると感じ共鳴したからだ。どこかで話題の共通性を見出せないのでは無いかとじっくり会うのを怖がってはいたが、親友は私になにか別の部分のインスピレ−ションをくれた。

彼女には数曲送った曲があるが、昨日の彼女との再びの出逢いにこの曲を送りたい。

    母 の イ・ノ・リ

 乳を飲む わが子を 胸に抱き
 いつか この子も 大きくなって 
 私のこの手を 離れて歩く
 きっとすぐに その日がくるでしょう

   時の儚さに 涙する
   人の命の 儚さに 涙する

  *鳥よ 雲よ 空よ 大地よ
     生まれたこの命を 守りたまえ

 @ライライラ−イ ライライラーイ 大きくなれ
  ライライラーイ ライライラーイ 大きくなれ

 膝の上で 誇らし気に立つ
 毎日変わる わが子のしぐさ
 初めて聴いた かわいい声で
 この子は 何をつかむのでしょうか 

   時の 儚さに 涙する
   人の命の 儚さに 涙する

  *鳥よ 雲よ 空よ 大地よ
     生まれたこの命を 守りたまえ
    
 @ライライラーイ ライライラーイ 大きくなれ
  ライライラーイ ライライラーイ 大きくなれ

   時を越えて 君に伝える
   母は いつも そばにいるよと
      
  *鳥よ 雲よ 空よ 大地よ
     生まれたこの命を 守りたまえ

 @ライライラーイ ライライラーイ 大きくなれ
  ライライラーイ ライライラーイ 大きくなれ 

                                                      
            

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ホーボー日記

たこやきの話、気に入ってもらえたみたいですね!もう少し詳しく情報を載せておきます。来週は15日に登場します。場所:恒城[TSUNE-KICHI] 新宿区歌舞伎町1ー1ー7花園公園通りマルハビ2Ftel:0332038886
私が2ヶ月に一度、奇数月にイベント『色唄七夜物語』をしているゴールデン街劇場の2FのBARです!遊びに来て下さい!春になったら、もずく期待しているのだ〜!!

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2006年2月10日 (金)

ホーボー日記

旅の定義とは?

大きく言えば、唄の旅をしてきた。自分の唄を探しているうちにここに居るって感じなのだから。実際に身体を移動させる旅も数々としてきた。しかも無期限で、出かける前には何も決めずに。(母は私を鉄砲玉と呼ぶ)
旅がしたい〜!旅がしたい〜!と切実に思う事が多くなってきた。これは、東京の生活に慣れてきたと言う事なのだろうか?とにかくどこかに移動したいのだ。東京に来た当初は、現実の状況を維持していくだけで精一杯で、曲作りのネタ探しに、せいぜい休日に三浦半島の城ヶ島まで列車で行ったぐらい。昨年はバックパッカーの親友と草津温泉にバスで一泊二日もしたっけ。今年になってからは。久しぶりにドライヴに連れてって貰った江ノ島は相棒がいたからとっても安心したリラックスしたものだったけれど.....。
ん......。逃避なのかしら?なんだか時を忘れてしまえるような旅がしたいのだ。20代後半から30代半ばまでほぼ一年に一度は少なくとも一ヶ月は日本を離れて、自分自身を現実から解放させるような旅をしてきたような気がする。そんな事をしていたものだから、根無し草のような人生になってしまったが.....。しかし、今思えば、それも自分が好んでしてきたことなのだ。日常と言うものに押しつぶされそうになるのは私だけだろうか?自分が本当にしたい事さえわからなくなる。生きていくには働かなければならない。しかし、肉体労働者のような歌手は歌う場所がなければ稼ぐ事ができない。そんな事をとやかく悩んでいても潰れてしまうだけだから、そこの所は発想を転換して、ありがたい創作期間と思って精を出せば良いのだ。しかし、頭がそちらに働かなければどうすれば良いのか?それを考えたりもがいたりしているこの状況は結構つらいものがある。そんな時にいつも旅をしていたもんだから、旅にも出れない今、もんもんと思考の迷路にはまってしまうのだ。しかし、明日も御飯を食べなきゃいけない。月末には家賃も払わなきゃいけない。さて......。
ゴールデン街に私が弟と思ってつき合っている店主のお店がある。始めたばかりのお店を私なりに応援したいと言う思いもあり、色々とお店の目玉になるアイデアを呑みながら話したりしていた。大阪の私の行きつけのBARで、私設ファンクラブの会長でもある店主がお店で出している「たこやき」の話だ。沖縄には私が妹(実際は姉のようで、大事にしてもらっている)と思ってつきあっているお店があるが、そこにもこのアイデアで「お客さん喜んでくれたわ〜」と絶賛されたので言ってみた。弟君は、「それ良いね〜」と目を輝かせた。ん.........。妹の場合は、アイデア提供だけでしっかり自分で事を始めていた。大阪出身、沖縄在住だからお手のモノなのだ。しかし、弟君は「で、いつから始める?」と来た。私は「たこやきを焼く歌手か.....。」「イメージが......。」と思いながらも、食べていかなきゃいけないし....。と、引き受けてしまった!その後、考えれば考える程気が重くなってきていた。しかし、とうとう流れるままにたこやきを焼く日がやってきた。とりあえず試食会として......。だいだいが目分量で適当な性格なので、まず第一段焼いてみた。試食してもらえるお客さんも集まって来て良い(?)感じ。んん.................。二回目。ん..........。少し良い感じになってきた。良しこれで生地の感じは読めた。今度こそ!んん........。火加減が..........。く〜!!奥深い!やっぱり一つの事を知ろうと思えばどんどんはまっていく。そうか〜。たこやきってイメージがなんだか下町の感じがあって歌手としては(しかも、大阪出身だし....)あまり欲しく無いイメージと思っていたけれど、たこやきの奥深さに感動した。私はしだいに真剣になり始めて、目の前で呑みながらヤジをとばしていたお客さんも、息を飲むような状態で私の手許を見つめている。全てのたこやきを試食したお客さんも、「職人というかそこまでいくとアーティストだね〜」と、たこやきをひっくりかえすタイミングを見計らっている私を見て楽しんでくれていてお酒が進むようだ。お酒は良く売れた。呑みながらの研究で、一晩中焼いていたものだから、どこかへ旅してきたような充実した気分になった。しかし、お客さんと久しぶりの会話と、カウンターの中では全然酔えない事と、たこやきが出来る度に「お疲れDRINK」を御馳走になって飲み過ぎてしまい、本日は朝からひどい二日酔いとなった。あ〜!お酒はだめだ。いや、セイブできない自分自身がだめだ!たこやき研究の旅はまだ続きそうである。来週は本番が待っている〜!!余裕ができたらカウンターの中から歌ってしまおうと思っている。

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2006年2月 8日 (水)

ホーボー日記

真夜中過ぎになると聴こえてくる音に静けさが増す。そうすると、昼間くるくると忙しく色んな音に反応していた思考もまとまりだして、やっと自分自身を取り戻せたような気がする。昨夜は遅くまでPCと向かい合っていた。窓際にあるデスクは夜が更けて行く程外の冷気が足下からすごい勢いで押し寄せて来るようで、業務用の暖房もエンジン全開に動いている。あんまり何かを語りかけてくるように唸っているものだから、ふっと思考の世界から戻ってみると、窓に激しくぶつかる堅い音が聴こえてくる。やっと立ち上がって、ブラインドを押し広げ外を見てみると、どれぐらいの時間私は思考の世界を歩いていたのか、道路はすっかり真っ白に塗り替えられ、規則正しい足跡と少しS字にうねった足跡が残されていた。こんな時間だから帰り道なのだろうが....。歩いてゆく様まで思い浮かびそうな足跡だ。コインシャワーからどてらを着て風呂桶を持った男が出て来た。空を見上げて、白い息を吐いた。サンダル履きだ。そんなに降ると思っていなかった様子。あわてて家路を急いで行った。

雪は一層夜の静けさを深く誘っていく。雪の降る日には必ず思い出す。そういえば、この部屋へ来た初めての夜もこんな夜だったなと。そしてあの頃の心もよみがえる。あれから3度目の冬。今では遠い昔のような気がする。私は改めて自分の部屋を眺めた。そして人生って不思議なもんだなとつくづく感心した。そろそろゆっくりお風呂に入って思考も身体も休めよう。雪はまだしんしんと降り続いている。

今夜はこのまま雪の音に抱かれて眠ってしまおう......。

雪の子守唄は私を久しぶりに深い眠りへと連れて行ってくれたようだ。今朝は久しぶりに爽快な目覚め方をした。空にはまだどんよりと雲が重くのしかかっているが、屋根に積もった雪が遠くからの太陽の光でやさしく輝いている。まだ昨日の余韻を残したようなこんな朝。好きだな....。好い事が起きそうな予感。
ここ10年、2月は悲しい月だった。だから条件反射的に鬱ぎがちになってしまっていたのだが.......。なんだか子供の頃の気持ちを思い出したようで、外を思いっきり駆け出したくなった。この街で一人で過ごす時間に慣れて来たのかも知れない。ゆっくりと朝食をとってから街へでた。久しぶりの人込みの中、急にとても不安になってきた。私は一体何者なのか?何故この街にいるのだろう?このまま歌い続けて何処へ行くのだろう?地下鉄の駅から新宿の街へ出たとたん一瞬尻込みした。私の全ての時間が止まってしまった。ぐるぐると思考はネガティブに交錯して行く。みんな忙しそうにどこかにむかって行く。私は何かを探しに街に出たと言うのに、街に飲み込まれそうになりながら本屋へと駆け込んだ。このままではダメだ。誰かの話を聞きたかった。直木賞受賞の文字と町田康の名前が飛び込んできたので思わず手に取ってページを開いてみた。そこにはパンクの世界に名を馳せた男の日常が書かれてあった。パンクの世界で生きてきた現実。自由について。自分というもの。読んでいくうちに地に足が着き始めた。私も私として生きている。自分自身の意見が生まれたのだ。なんだか久しぶりの街に、思考はとても大きなテーマをかかげていたようだ。そういえば、こうして書店に並べられてる本を書く作家のこの人と京大西部講堂の維新派の舞台で一緒だったな。まだ子供だった私には衝撃的な人だった。そして今は作家。人は生きてる。そして、人生はなるようになる。行ってみよう。自分の思うままのどこかへ。
ああ...。単純なのか複雑なのか。ネガティブなのかポジティブなのか。

螺旋を描きながら今日もふらり日が暮れるまで.......

それで良いんじゃない?それが生きるって事じゃない?結構楽しンで旅してるじゃない。
誰かがそう言ったのを思い出した。
私は再び街の人込みの中に出た。今度は街の一部に溶け込んでいくように.....。しっかりとした足取りで。
まだ新しい曲はかけないかも知れない....。空には三日月がくっきり輝いていた。明日はきっと晴れるだろう..........

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2006年2月 6日 (月)

スケジュール (2006.2.19)  

2006. 2. 19 @ のみ亭 杉並区松庵3-37-20 TEL:03-3332-6708
START 7:30pm〜 CHARGE \2000(drink別)  *要予約

昨年から始めた、T.T.T.Tour(ゲリラソロLIVE)の一つです。「のみ亭」は、私がアルバム『The Source』の中でも発表した「灰色に沈んだ街の底から...」と言う曲を書いた街、西荻窪にある木造りの、温もりを感じる不思議なお店です。泥酔状態の私をやさしく介抱して下さったマスター。今もやさしく私の唄に耳を傾けてくれています。時代を越えた時間空間をあなたも体験してみませんか?全く電気を通さないで奏でる音がまた不思議な調和を生み出します。是非お待ちしています。

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最新ライヴリポート (2006.2.3)

2006. 2. 3@稲生座 地元高円寺の老舗LIVE HOUSE稲生座。歴史を感じさせる不思議な店でした。ひょんな事からの出来事で考える暇も無く...。素晴らしい体験となりました。

夕方から急に北風が怒り出したように吹き荒れる中、藤井裕と二人、黙々とスタスタひたすらJR高円寺駅北口方面にある稲生座へ。なんだかいつもと違って少し気楽な思いで....。前日の夜(?朝?)までのミーティング?リハ?鍋呑み会?で少々二日酔いぎみの私は、お店に入ったとたんトリップしたような感覚に陥った。長い歴史が創った店内全てが、まるで生き物のように私に語りかけてくるようでキョロキョロ。あまりの寒さで室内に入ってからもしばらくはコートも脱げず、カウンターに腰をおろしたまま語りかけてくる何かに身体の神経を集中させていた。プーンと漂ってくるアルコールの匂いでまた昨夜の夢のような一夜を思い出す。藤井裕が一つ離れた席で、もう焼酎のお湯割りを呑んでいた。私...。今はまだいい。まだ煙草も吸いたく無いのに....。
藤井裕はいつもの調子で静かにマイペースに自分の時間の中をゆっくりと泳いでいるようだった。私は彼にいつも「自分のペース」というものを無言で教えられているような気がする。言葉少ない彼のそばにいると自分も自分のペースで落ち着いていくのを実感できる。淡々としたライブ前の時間がゆっくりと流れていく。自分がゲストであるLIVEの気楽さを実感して、久しぶりにLIVEを楽しもうという充分な余裕を感じながら。

本番前はいつも出来るだけ会場とは空気を変える為にどこかへ少し軽く一杯でかけるが、お酒を呑まない加藤義明はステージ前に「ひげをそるから」と言う事で、この日は藤井裕と二人で近くの手頃な一品のある居酒屋でホッピーを一杯と、あてはやっぱり「ぎょうざ」。にんにくパワーを教えてくれたのも藤井裕かも知れない。これで二日酔いもパワーに変わるだろう。
会場に戻ってみると30人程の店内も良い感じに盛り上がっている。あんまり急なオファーだっただけにあまりお客さんの入りを期待していなかったが、お店にたくさんの音楽好きな常連さんがいるようだ。マスターはギターリストでエミさんはピアニスト。売れなかったからこんな気まぐれな我がままな店を続けられていると言う。

さて、加藤義明のステージが始まった。ひげはそられていない....。彼はゆっくりと自分の世界を自分のリズムで徐々に広げて行く...。私も自然にお店の一部になって行くような錯角に陥りながらLIVEの時間の流れのようなものを身体で実感してみる。久しぶりに歴史を感じるカッコよさを加藤義明に見る。やっぱり彼はカッコ良いミュージシャンだ。若い子達も食入るように何かを感じようとしているのがわかる。村八分からの年輩のお客さんもいる。大きな波でゆったりとしたカントリーブルースの世界と加藤義明ワールドの歌詞のついたオーシャンゼリゼ!!しゃれた世界だぜ!!!
場の雰囲気があったまった頃呼ばれた。なんだか自分まで加藤義明に影響されたようで、やたらと落ち着いている。藤井裕が居ると言う安心感があるからだろうか〜?いや、その全てに加え、年末からガムシャラにステージにたって来た成果からかも知れない。なんだかいつにない自分に出逢った気がした。やっぱりこんな時にミラクルは起きるのだ!藤井裕の弾丸ベースに加藤義明のなんとも言えないカッコ良いギターがからんでおもしろいぐらいに唄がsexyに泳いでいった〜!あ〜!久しぶりにVOCALだけに専念させて貰えた事が良かったのかも知れない!!夢のようなこのセッションは、ア〜〜〜ッと言う間に終わってしまった。
今後この3人がどう言う形でまたセッションできるのか今の所誰にもわからないが、なんのいたずらか突然にこんな時間を持てた事をとても嬉しく思う。そして、必ず次回が来る事を切に願う。幸せな時間ありがと〜う!

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2006年2月 2日 (木)

スケジュール (2006.2.3)  

2006. 2. 3. @ 稲生座 :高円寺北2-38-16サニーマンション2階 03-3336-4480
8:00pm start    詳細未定
                
突然のオファーが来ました!なんと、私がかねてより共演を希望していた伝説のギターリスト:加藤義明[元「村八分」]のソロに飛び入り!!
なんだか不思議な現象で、突然に弾丸べーシスト[『色唄七夜物語』の相棒] 藤井裕も参加するとか!!!!ホームグラウンドであるが故に出来るわざですね〜!
こんな突然の出来事程みなさんに体験してもらいたいものです。

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