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2006年5月24日 (水)

最新ライブリポート (2006.5.21)

『When a man loves a woman』男が女を愛する時)を久しぶりに歌った

この唄に初めて出逢ったのは20年前。映画「The Rose」の中でベッド・ミドラーが熱唱していた。
まだ歌い始めて間もなかった私が、映画の中での演技とは言え彼女が歌う唄と言うものに命を感じ衝撃を受けた。それ以来、私はこの唄を唄人生の節目に歌い続けてきたような気がする。

東京に来て久しぶりにBANDで歌う楽しみを味わわせてくれた新宿SLIM

前回の新宿URGAとは違ってお客さんはみんな着席してのLIVEだったが会場は十分な新宿SLIMファンで埋まっている。

一部の演奏が始まった。出番待ちをしている楽屋まで歓声が聞こえて来る。
今回は三人の女性Vocalが参加という事で、女三人達はメンバーも驚かそうとリハーサル終了後アフロのカツラを探しに街に出た。結局、思うものが見つからないまま羽根飾りのストールをアフロに見立てる事にして遊び心を出してみた。
二部、女性Vocalが順番に紹介されて唄を披露して行く。
まずは白いアフロのボリュームのある声でパンチのある唄が披露され会場は徐々に盛り上がっていく。重いビートが心臓を揺さぶるようだ。
次は真っ黒なアフロがセクシーにBLUESを熱唱。日本語のBLUESに会場は悩殺されているような歓声が飛び交っている。BANDのメンバーも最高にご機嫌な演奏へと加速していっているようだ。
さあ、そろそろ紫のアフロの私の出番だ。
私にはとっておきの小道具がある。
今回街で偶然にみつけたチュウリップの形のキラキラ光る魔法の杖。

これでお客さんみんなに魔法をかけてやるぞ〜


会場はピークに達していた為、登場だけで待ち望んでいたという歓声が聞こえてくる。
歌手に取ってこんな幸せな瞬間は無い。

アップビートの曲が始まって私は魔法の杖を振りかざした。

魔法はしっかり効いたようだ。観客の瞳は一層キラキラ輝きだした。
BANDも最高のエクスタシーを感じているようだ。

私...........................。最高にのっている!

そしていよいよ『When a man ..........』。
弾んだ息を沈めるように若いエレピの少し不器用なイントロが始まった。
なんだか色んな事が頭の中をぐるぐる廻ってしばらく聴き入ってしまった。
不器用に歩いてきた自分の唄人生を振り返らせてくれたようなその音に。

第一声、自分の声に身震いした。久しぶりの『When a man ........』
リハーサルの時にハウリぎみだった音もお客さんが入って、そしてその熱気の中で丁度良い具合に声が延びていく。

私は久しぶりにステージから現実の100倍以上の観客を見た気がした。そして、あの映画「The Rose」で観た観客の顔を客席にみてしまったのだ。

さすがに感動で身体が震え始め、艶のある声はまるで別の生き物のように遠くへと延びてゆく。


そう、私は歌手なのだ。

涙が出そうになった。
ここまで歌い続けてきた自分を初めて歌手として認めてあげたくなった。

名声も富も何も無い。しかし私はそこでしっかり歌っていた。

これ程の充足感は久しぶりの事だった。

新宿SLIMそしてキャロルハウスに集まってくれた方どうもありがとう!

あずみけいこ とっても幸せです。
 

これからもヨロシク!

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