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2006年5月18日 (木)

ホーボー日記

ゴールデン街スタジオが一軒ある。とっても古い事だけはビルの前に立っただけでわかる。
鉄格子の扉を開けて入って行かなきゃいけない感覚は、NYのSt.Marks Ath Ave.とBth Ave.の間の治安の悪い所に住んでいた頃を思い出した。
日曜日という事で人通りも少なく夜10時の入りだったので、過去色んな人が出入りして来たんだろうなという独特の重い空気がまとわりついてきて身震いしてしまう。
錆びた鉄格子を開けてすぐ右手の階段を上がっていくと細長くて薄暗い休憩所がありそこを横切って秘密の扉のようなスタジオの二重扉を開けた。
スネアを調節するドラムの音やサックスの指慣らしのこぼれるような音、ギターのカッティングの音にエレピのコードチェックの音、蛍光灯の灯りの下所狭しと並べられた楽器と10人もの人間がそれぞれにサウンドチェックをしている。
モクモクと白いタバコの煙が逃げ場所を失って頭の上をゆらゆらと揺れている。
なんだか久しぶりのスタジオの風景。
初めてのBANDは11人編成の4管が入ったFUNK BANDだった。なんだかいきなりフラッシュバックのような感覚に陥ってしまう。懐かしい.....。
あのBANDが全ての始まりだった。鉄の扉を開けていきなりタイムマシーンに乗ってしまったようだ。
私はふらふらと煙の中進められるままにいすに腰をおろしてじっとスタジオの時間にとけ込もうとした。

新宿SLIMはJOHNNYと言うGuiter&Vocalが中心に結成された基本的にはメンバー8人のBlues Bandだ。20代30代40代とそれぞれに個性的なミュージシャンが集まってBLUES GANGのようにステージで大暴れしている。
前回初めて参加させてもらった時には5人の女性Vocalが参加して開場を沸かせていた。Vocalも20代30代40代と女性の色気の違いも十分に引き出してくれていたと思う。
今回は新宿キャロルハウスでのLIVEで3人の女性Vocalと若いSax Playerが参加してくれる。
私が進められた席はヴォーカルの目の前でリハーサルの間中若い女性の唄を研究する事になった。そしてまた昔を思い出す。
スタジオにはやはり色々な思い出があるからだ。もう随分長くスタジオともつき合ってきたなと、今まで経験してきたシーンを二人のヴォーカルの中に見ていた。
私もいつのまにか随分キャリアを積んで来たんだなとしみじみ実感している自分を感じて「私もまるくなったな〜」と少し誇らしげな気分になった。

今まで出逢った人全てにありがとうと言いたくなった。

21日、日曜日キャロルハウスにてお待ちしています!

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