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2006年7月 7日 (金)

ホーボー日記

七夕。

年に一度だけ会うと言う遠い空に輝く星の物語に子供の頃からロマンを感じていた。

しかし、今日と言う日は何も特別の日にはならず、何だか自分の人生について考えてしまった.............。

TVでは岡本太郎さんの『明日の神話と言う最後の傑作をメキシコから探し出し、日本で改めて公開しようと3時間もの時間をかけて「岡本太郎」という一人の男の芸術と、その男の支えとなって生きた「岡本敏子」という一人の女の愛と情熱を伝えようとしている。
大阪万博の『太陽の塔』『芸術は爆発だ』と言う名文句は誰もが知っている事だが、数年前に曲作りの壁にぶつかった時に本屋で見つけた岡本太郎さんの著書に出会った時には、初めて描くと言う事と戦い続けている「岡本太郎」と言う一人の人間に出会ったような気がした。
そして、私へのメッセージとして「一人の人間として、創作は自由にして良いんだよ」と肩の力を抜いて創作する事を教えてもらった気がしていたので、以来密かにファンになっていた。
今回、放送で気になったのは『芸術は呪術』と言う言葉だ。
とても強いエネルギーを感じた。
そしてそれを知って再び作品をみるともっともっと岡本太郎さんの見ようとしていた世界観が見えてくるような気がした。
岡本太郎さんはメキシコについて「生と死が抱き合って存在している場所」と言っていたのが印象的だったが、私にとってそういう場所はインドかもしれないと考えていた。

混沌とした世界から受けるインスピレーション。
これこそが創作のエネルギーかも知れない。

ではどう生きれば良いのか?私は何かを感じたがっているのだ。
そして唄に込める魂に新しい命を吹き込みたいと考えているのだ。
何かが私の中で変化しようとしている。

岡本太郎さんのパートナーである岡本敏子さんは太郎さんの死後80冊近い著書を出版したらしい。「太郎がその仕事をさせた」と言った顔は愛に満ちていた。
そして、最後に気がかりだった作品「明日の神話」がメキシコから日本に到着してすぐに太郎さんの元に旅立ったと言う。
女としてそれ程まで一人の男に魅了された事、そしてそれを感じながら女を魅了し続けた岡本太郎と言う男。一生を通してこんなパートナーシップを築いた事が岡本敏子さんの芸術だった気がする。

七夕の今日、星になった太郎さんと敏子さんが地球にいる私たちを眺めながらエネルギーを送ってくれていたに違いない。
「この混沌とした人間社会の中で、しっかりと自分自身を見つけて自由に生きろ」と。 

初めに、今日と言う日が特別なものにならなかったと思ってしまったのは自分自身の問題であって、考え方を変えれば、何も無かったから岡本太郎さんと敏子さんからブラウン管を通してエネルギーを貰えた最も特別な日となったのではないだろうか?

人生のクリエイションこそが芸術なのだ。

では自ずと見えてくるものがあるのではないか?
いや、まだまだ私には物事がちゃんと見えていないのかも知れない。

旧暦での七夕は今年は7月31日になるらしい........
『色唄七夜物語』第五夜(7月27日)も終えて誕生日も迎えて.......
きっと何か見えてくるかも知れない。
その日は東の空を見てみよう。
そうだ!星が綺麗に見えるどこかへ旅してみようか.........


7月27日『色唄七夜物語』第五夜 是非お越し下さい!
只今、チケット好評発売中!!

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